ネットの活用法や便利なアプリ、お得な買い物テクニックなど知って得する情報を毎日更新しています。

AMラジオ廃止でもAM放送を継続する3局はどこ?

民間ラジオ放送局が中波帯で放送しているAMラジオ放送を、2028年にVHF帯の76~95MHzを使うFMラジオ放送への移行を目指すことが、2021年6月15日にAMラジオ放送局の団体である「ワイドFM対応端末普及を目指す連絡会」によって発表されました。これからAMラジオ放送はどうなっていくのでしょうか。


AMラジオ廃止でもAM放送を継続する3局はどこ?

AMラジオ放送局が廃止の影響を確認

AMラジオ放送局がFM波を使ったFM放送に移行したいという要望は、2019年に民間放送のテレビ局とラジオ局の団体である日本民間放送連盟(民放連)が、電波を管轄する総務省に提出しています。

その内容は、2023年をめどに一部地域でAM波を停波(休止)して、同じ内容をFM波で放送しているFM補完放送でカバーする実証実験を実施。AM波の廃止の影響を確認した上で、2028年にAMラジオ放送局の判断で、FM波への転換や併用を決めるという内容でした。

AM波の停波に関して、なぜ2023年と2028年というタイミングなのでしょうか。それはラジオとテレビ放送の「放送免許」の有効期間が5年だからです。ラジオ放送局は2023年と2028年の10月31日に期限を迎えるため、このタイミングでAM停波やFM波への移行を実施しようとしているのです。

NHKはAMラジオ放送を廃止せず継続

531~1602kHzの中波帯によるAMラジオ放送を実施しているラジオ放送局は全国に47局。その中の44局が、2028年11月1日の放送免許交付時に、FM放送に移行することを目指すと表明しました。新免許にはFM補完放送だったFM波を親局としてコールサインを付与して、AM波を全廃するものです。

AM放送を残すのは、北海道のHBCラジオとSTVラジオ、そして秋田県の秋田放送です。北海道は広大なため、FM波では全道に放送するのは多数の中継局が必要になり、移行コストが膨大。そのため、都市部ではFM波に転換し、他の地域では電波が広く飛んでいくAM波を残すようです。

秋田放送は県内に山間部が多く、北海道と同じ理由でAM放送を継続します。

なお、AMラジオ放送を行っているNHKは、民放局ではないのでそのまま継続。ただし、現在行われている第1放送と第2放送を統合して、1波体制への移行が検討されています。2028年11月にはAMラジオ放送は激減することになりそうです。

■「ラジオ」おすすめ記事
ラジオおすすめの1台はソニーのICF-M780N
AMラジオがなくなる?話題の「FM補完放送」とは
AMラジオ廃止問題は2023年の再免許時がポイント
BCLラジオのおすすめはソニーを超えたPL-880
InterFMが89.7MHzへ周波数を変更した理由とは
海外短波放送を聞くBCLラジオは乾電池が基本
ラジコの全放送を無料で地域外で聞く方法とは?
ソニーの手回しラジオの品切れが続いている理由

■「アンテナ」おすすめ記事
ループアンテナを作ってAMラジオの遠距離受信
BSアンテナの室内スタンドでこっそり楽しむ

The following two tabs change content below.

ラジオライフ編集部

ラジオライフ編集部三才ブックス
モノ・コトのカラクリを解明する月刊誌『ラジオライフ』は、ディープな情報を追求するアキバ系電脳マガジンです。 ■編集部ブログはこちら→https://www.sansaibooks.co.jp/category/rl

この記事にコメントする

この記事をシェアする



あわせて読みたい記事