懐かしのカセットテープサイズのラジカセが登場
「昔、録音したカセットを再生してみたい」「ラジオ番組をカセットに録音したい」という時に、気軽に買えるのが、アイワのラジオカセットレコーダー「TR-A30」です。昔ながらのカセットテープサイズの「ラジカセ」で、カセットテープの録音/ 再生ができるほか、AM/FMラジオ放送の受信や同時録音も可能です。

アイワのラジカセは「巻戻し」表記
アイワのラジオカセットレコーダー「TR-A30」の操作は直感的で、カセットテープ世代なら迷わずに操作できるでしょう。
「ガチャ」と確実に押し込める大型のボタンや日本語表記には安心感があります。とくに、最近の各種レコーダーにありがちな「早戻し」ではなく、「巻戻し」と記されているように、しっかりとツボを押さえているのです。
カセットテープの音質は、全盛期のヘッドホンステレオには追いつかないものの、内蔵スピーカーで再生する分には悪くありません。ただ、ラジオも含めた全体の仕様は「モノラル」です。
アイワのラジカセはFM波の感度が高い
とはいえ、スピーカーはフラットタイプにもかかわらずレンジが広く、しっかりとした音で鳴ります。ラジオもカセットテープも気持ち良く聞くことができました。
AM/FM波ともにラジオの感度は高く、中でもFM波の感度の良さは、他のラジオと比べてハッキリと違いが分かるほどです。AM波のノイズ耐性はやや低く、PCやテレビのノイズによる影響を受けやすい印象です。
外部マイクやUSBタイプのACアダプタが初めから付属しているのもマル。カセットテープが聞けるサブ機として使えます。
受信周波数はAMラジオ放送(530~1605kHz)、FMラジオ放送(76.0~108.0MHz)で、アンテナは6段ロッド式(全長485mm)。電源は単3形乾電池×2本、DC5Vです。サイズ/重さは120W×87H×38Dmm/263g。実勢価格は4,500円です。(文/手島伸英)
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ラジオライフ編集部

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