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サイトブロッキングの仕組みとその問題点とは?

違法漫画サイトをはじめとする海賊版サイトは海外のサーバーが利用されており、運営者の特定が困難です。そういった理由から政府が選んだのが「サイトブロッキング」という手段。サイトブロッキングの方法はいくつかありますが、そのうちの1つがIPアドレスによるブロッキングです。その問題点を見ていきましょう。


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サイトブロッキングの仕組みとその問題点とは?

サイトブロッキングには大きな壁

通常、URLにアクセスするとDNSサーバーに問い合わせをします。DNSサーバーは、URLをIPアドレスに変換する作業を行う場所。そのIPアドレスを使ってWebサーバーにアクセスし、サイトを表示させるわけです。

サイトブロッキングは、DNSサーバーへの問い合わせ時に、海賊版サイトのURLを検知すると、アクセスを防ぐべくIPアドレスをすり替えます。つまり、サイト自体を潰すのではなく、あくまでも接続できないよう小細工をするというものです。

このサイトブロッキングは世界42か国で導入されており、2011年から日本でも実行済み。児童ポルノを掲載するサイトのみで適用が許可されていました。「既に実施しているなら、違法漫画サイトに限らずどんどんやればいいじゃん」という声もありますが、そこには大きな壁が立ちはだかっています。憲法21条「通信の秘密」です。

2010年に児童ポルノ対策として、サイトブロッキングを行うと発表されました。この時にも現在と同様に「サイトブロッキングが通信の秘密を侵害する」という議論が交わされています。

サイトブロッキングは通信先を監視

通信の秘密とは、電話やメールといった通信に関する秘密を、日本国憲法で保護しているること。サイトブロッキングはプロバイダが通信先を監視するわけなので、通信の秘密が侵害されると見られています。

ただし、児童ポルノの場合は何度も議論を重ねた結果、画像が拡散すると手遅れになることから、非常手段として認可されたのです。

当時、政府は「サイトブロッキングの要請を児童ポルノ以外に拡大することはない」という立場を示していたといいます。それなのに海賊版サイトのブロッキングに踏み切ったため、日本インターネットプロバイダー協会が強く反発しました。

憲法第21条第2項、電気通信事業法4条第1項の「通信の秘密」を侵害するとして声明を発表。サイトブロッキングは、憲法第21条「表現の自由」をも侵す恐れがあるとされています。また、サイトブロッキングは、法律や裁判所の命令によって行われるべきであるとも主張しています。

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