レーザー式に対応したレーダー探知機が新登場!
ドライバーにとってここ数年で脅威となっているのが、レーザーによるスピード取り締まり。すでに半数以上の都道府県警で導入が進み、とくに熱心な愛知県警は複数台を購入して取り締まりを行っています。その愛知県に本社があるコムテックから、待望のレーザー式取り締まりに対応したレーダー探知機が発売されました。

凸レンズを採用したレーダー探知機
コムテックが発売した「ZERO 807LV」は、同社では初となるレーザー式取り締まり対応のレーダー探知機になります。全国で導入が進むレーザー式の新型オービスや固定オービスに対応しました。レーザーの受光部は本体背面に設けられ、凸レンズを採用することでレーザーをより早く受信できる工夫もなされています。
また、レーダー式取り締まりに関しては、従来の10GHz帯の電波に加え、センシス・ガッツォ製の新型オービスが採用する24GHz帯にも対応。ループコイル式をはじめとする固定式オービスについては、登録されたオービスの位置情報を元に、近づくと画面表示と音声の両方で警告が行われます。
自動車側の位置については、GPSだけでなくグロナス/ガリレオなど78基の衛星から電波を受信することで精度をアップ。位置情報から車速も測定しているため、オービスなどに近づいた際には○○kmオーバーといった情報も表示されます。
レーダー探知機に情報共有機能も搭載
また、コムテック製レーダー探知機には、ユーザー同士で取り締まりポイントを共有する機能も用意されています。これは、各ユーザーの探知機が受信したレーダー、レーザーの位置を記憶。無線LANを使いコムテックが用意した専用サーバーに情報を蓄積していくものです。
この機能を利用するには、専用の無線LAN内蔵SDHCカードが必要となりますが、ネットから最新の共有データをダウンロードすることで、最新の取り締まりポイントを知ることも可能です。
また、スピード取り締まり以外の検問情報をユーザー側から登録することも可能。こうした情報も共有サーバーを通じて配信されるので、携帯電話使用などの取り締まりポイントチェックにも活用できます。
そのほか、警察が利用するさまざまな無線電波の検知機能も搭載するほか、登録情報には制限速度情報やゾーン30ポイント、過去の事故ポイントなど多彩なものが用意されています。ZERO 807LVのメーカー希望小売価格は3万7800円で、オプションの無線LAN内蔵SDHCカードはオープンプライスです。
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tomura
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