OBDⅡ規格非対応でもヘッドアップディスプレイ
フロントガラス越しの視線を大きく動かすことなく、速度などの情報を見られるクルマ用の「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」。最近は標準で搭載している車種も見られるようになりました。一方で、ヘッドアップディスプレイが付いていないクルマ向けに、アクセサリーパーツとして数多くの製品が発売されているようです。
ヘッドアップディスプレイの主流
アクセサリーパーツで発売されているヘッドアップディスプレイの主流は、OBDⅡカプラーに接続して多彩な車両情報を表示できるタイプです。しかし、こうした製品はOBDⅡの規格に対応していない車種では利用できません。
そんなクルマのために登場したのが、モジの「HUDネオトーキョー」シリーズ。シガーソケットから電源を取り、GPSによって得られた速度を表示するというシンプルなものですが、その分、OBDⅡ非対応のクルマでも使えるのが利点です。
“ネオトーキョー”のネーミングの通り“1980年代から見た2020年の東京のイメージ”がコンセプトというデザイン。ドライブを楽しく演出してくれるヘッドアップディスプレイになっています。
ヘッドアップディスプレイ設置場所
「HUDネオトーキョー」はスマホを流用するヘッドアップディスプレイ同様、フロントガラスに像を投射して見る方式です。3.5インチの表示部には大きく3ケタの数字で速度を表示。単位は、Km/hとマイルが切り替え可能です。
東西南北の進行方向を示す「N」「E」「W」「S」の文字の他、GPSの受信状況に応じて衛星アイコンが赤と緑に点滅・点灯します。
なお、ヘッドアップディスプレイの設置場所がダッシュボードの手前だったり、本体が手前側に傾いたりしていると、反射した像がドライバーの真正面に映って前方が見づらくなることもあります。なるべく、ダッシュボードの先端に置くと、ちょうどいい位置に映ります。
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