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90年代のスポーツカーの盗難が相次いでいる理由

2020年1月、中古車販売店の駐車場から日産・S15シルビアが盗まれる瞬間が、ニュース報道されました。2人組の犯人はドアを開けてエンジンをかけると、自走でシルビアを持ち去ったのです。じつは今、90年代に人気を博したシルビアの盗難が相次いでいます。なぜシルビアの盗難が相次いでいるのか、その理由と手口を見ていきましょう。


90年代のスポーツカーの盗難が相次いでいる理由

後輪駆動スポーツカーの盗難が相次ぐ

10年ほど前から、ドリフト走行が楽しめる1990年代の後輪駆動のスポーツカーが大人気で、S15シルビアはその代表格。クラッシュしたり、酷使されるので、交換用のエンジンや外装品、足回りなどの改造パーツは高値で取引されています。

そのため、シルビアの盗難が相次いでいるのです。クルマの改造業者によると「盗難されたシルビアは分解され、特に改造パーツは国内で流通しているケースが多いのでは?」といいます。

1990年代のクルマはセキュリティシステムが貧弱。ピッキングでドアロックを解錠して、イグニッションスイッチを破錠すれば、エンジンが始動します。ニュース報道されたシルビアも、このような旧来の手口で盗難されたようです。

スポーツカーは窓枠がなくて盗難被害

また、古いクルマのドアロックは針金を入れて中から解錠できることも盗難で狙われる理由の1つ。ドアと窓の間にエアークッションを入れて、スキ間を作っていくオーソドックスな盗難手口が通用してしまいます。スポーツカーは窓枠が無いので簡単にスキ間ができるのも問題でしょう。

実際、通販サイトのAmazonでは「ドアロック解除補助工具」としてエアークッションが売れられています。広げたスキ間から、太めの針金を入れていくのが常套手段です。

分解することを前提にクルマを狙うのであれば、緊急脱出用ハンマーでガラスを割ってドアを開けるという乱暴な手口も可能。古いクルマは、ハンドルロックやホイールロックなど、物理的に車両を動かなくする盗難対策をとる必要がありそうです。

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ラジオライフ編集部

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