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コードグラバーによる最新クルマ盗難の手口とは

2019年「リレーアタック」がクルマ盗難の手口として話題になりましたが、より巧妙かつ簡単なクルマの盗難手口が最近報告され、注目されています。「コードグラバー」は、スマートキーの電波をキャッチし、IDコードをコピーしてしまうというもの。本来スペアキーを作る機器を悪用したと考えられるクルマ盗難の手口がコードグラバーなのです。


最新クルマ盗難の手口「コードグラバー」とは?

コードグラバーはリレーアタックより悪質

コードグラバーは、基本的には純正スマートキーから発信される電波を受信して、IDコードを複製してクルマのキーを解錠するという新たな盗難手口。クルマから100mほど離れた場所でも登録できるといいます。

コードグラバーは「コード(code)」を「グラバー(grabber)」するという意味。「grabber」は「つかむ」という意味の「grab」の名詞形です。意味としては「信号をつかみ取る装置」といったところでしょうか。

コードグラバーは、同じくスマートキーの電波を受信するリレーアタックと似た手口ではあります。ただし、リレーアタックは受信した信号を中継して使用するのに対して、コードグラバーはコードを複製してしまう手口。コードグラバーは、さらに悪質な手口といえるでしょう。

コードグラバーによる最新クルマ盗難の手口とは

コードグラバーはスペアキーを作る機器

クルマ盗難の最新手口「コードグラバー」は本来スペアキーを作る機器なので、ドアのロック・アンロックはもちろん、イモビライザーにも連動してエンジンの始動も可能。これを悪用している手口のようです。

「最近、コードグラバーの対策を相談しに来るお客様が増えました」と語るのは、千葉県市原市のカーセキュリティショップ「コンプリート」代表・雑賀宗昭氏。雑賀氏によると、コードグラバーは「どうやら正体はロシア製のキーデュプリケーターのようで、クルマのオーナーがドアをロックする時に発する電波を拾います」とのことです。

「ドアをロックする際、その都度アンロックコードが作製され、それが一致しないと開錠できないのですが、コードグラバーはそのコードすらも解読。100mほど距離があっても電波を拾えるため、非常に危険です」と言います。


コードグラバーに有効な対策とは

雑賀氏は「コードグラバーもリレーアタックと基本的な対策は同じ。スマートキーだけで開錠できないようにすればいいのです」と言います。そこでコードグラバーはに有効なのが「KEYLESS BLOCK」です。

車両に取り付けると、スマートキーでドアをロックした際にスマートアクセスのプログラムも同時にロック。開けるには、キーフォブかスマホのBluetoothでKEYLESS BLOCKを開除する必要があります。

コードグラバーは「別系統のスマートロックを導入して、その持ち主にしか開けられないようにする」のが、ベターとのこと。また、物理的に車両を動かなくするハンドルロックやホイールロックもコードグラバーには一定の効果があるそうです。

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ラジオライフ編集部

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