BCLラジオの名機は格安の並行輸入品で2万円
高性能BCLラジオの定番として名高いソニーの「ICF-SW7600GR」は、2001年の発売から既に15年以上経過。価格も3万円前後と決して安くありません。にもかかわらず、「価格.com」ではいまだにラジオの売れ筋ランキングで上位をキープしています。そんなBCLラジオの名機は格安の並行輸入品がおすすめです。

BCLラジオをAmazon並行輸入品
ICF-SW7600GRは「感度・明瞭度・音質」と三拍子揃った基本性能を持つBCLラジオ。混信の多い時に便利なアッテネータや同期検波機能を装備するなど、遠距離受信でも他の追随を許さないのが人気の秘密でしょう。
そんな定番のBCLラジオが、Amazonでは並行輸入品として約2万円で購入できます。ACアダプタこそ付属していませんが、性能的には国内製品と全く同じで非常にお得といえるでしょう。
ACアダプタが欲しい場合、純正のACアダプタ「AC-E60L」は生産完了。在庫品は1万円近くすることもあります。しかし、オーム電機のACアダプタなら、ノイズが少なく1,000円ほどで購入可能です。
BCLラジオに短波用アンテナ
また、BCLラジオとセットで利用したいのが、短波用アクティブアンテナ「AN-LP1」。メーカーでも品切れとなっている製品です。こちらは現状、8,000円前後で購入可能です。
ICF-SW7600GRの受信周波数は150~529kHz(LW)、530~1620kHz(AM)、1621~29999kHz(SW)、76.0~108.0MHz(FM)。電源は単3形乾電池×4本で、電池持続時間は約15時間(FM)、約10時間(AM)となっています。
チューニングはPLLシンセチューニングでなので、DSPで設計された新型機とは技術的な違いはあります。サイズ/重さは190W×118.8H×35.3Dmm/608g。実際価格は19,979円です。
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ラジオライフ編集部

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