超高感度ラジオならワンセグも入るソニー「XDR-56TV」
コンパクトサイズながら、AM/FMラジオ放送に加えてワンセグ(地デジ)音声の受信に対応したラジオがソニーの「XDR-56TV」です。洗練されたデザインが特徴で、ドットマトリクスの大きな液晶表示といい、中央のジョグレバーといい、テクノロジーが凝縮されたワクワクを感じられます。ソニーの超高感度ラジオを詳しく見ていきましょう。

超高感度ラジオはアタマ2つ抜けた印象
ソニーのコンパクトラジオ「XDR-56TV」はAM/FM波の感度が十分に高く、特にFM波は低い周波数からワイドFMの高い周波数まで、感度のバラツキを感じません。上下の感度にわずかなクセが見られるラジオも多いのですが、超高感度な「XDR-56TV」では全く気にならず、安定して電波をつかまえてくれます。
一方、ワンセグについても超高感度で、ワンセグ受信機能がある他のラジオと比較しても、アタマ2つ分ぐらい抜けている印象です。
なお、ワンセグ音声は、地域設定で自宅の地域に合わせるとスキャンを開始して受信できるようになる仕組み。過去にワンセグが聞けるラジオを買ったけれど部屋の中では電波が途切れ途切れだったという人でも、XDR-56TVなら大丈夫でしょう。
超高感度ラジオは音の輪郭に透明感がある
この超高感度ラジオの音質は、総じてクリアで聞きやすい印象です。スピーカーの出音は、少しだけ硬い傾向はあるものの、サイズ感と比較して本体重量があるので、低音もしっかりと鳴ってくれます。
ヘッドホンから出る音は少しだけ低音が厚めですが、音のバランスや繊細さが失われることはありません。特にFM波とワンセグはステレオにも対応し、音の輪郭に透明感があって、初めてCDを聞いた時のような衝撃を味わえるでしょう。
受信周波数はAMラジオ放送531~1710kHz(9kHzステップ)/FMラジオ放送76.0~108.0MHz(0.1MHzステップ)/ワンセグテレビ13~52chです。サイズ/重さは180W×95H×49Dmm/460gで、電源は単3形乾電池×4本、DC6V外部電源、製造国は中国となっています。実勢価格は12,600円です。
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ラジオライフ編集部

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