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懐かしの無線機レビュー・日本マランツ「C120」

ラジオライフは、その40年の歴史のなかで、さまざまな、無線機を本音でレビューし、また受信改造を施してきました。その一部をご紹介しましょう。「STANDARD」のブランド名で知られた日本マランツの144MHz帯ハンディ無線機「C120」を取り上げた記事です(ラジオライフ1985年12月号掲載)。


懐かしの無線機レビュー・日本マランツ「C120」

価格を低くおさえた日本マランツC120

37,800円という低価格にもかかわらず、多彩な機能を有しているのが日本マランツの「C120」。おなじみのIC-02NやFT-209といった先発キーボード機以上の機能を持つ一方で、価格を低くおさえた製品を作らなければならないのは、いうまでもありません。

別売りのユニットを実装することによつてトーンスケルチ運用ができるようになります。トーンスケルチ周波数はあらかじめマイコンにメモリーされている37種類から選択可能です。

この選択操作は、ダイヤルかUP/DOWNキーによって行います。ディスプレィには「88.5」といったように、周波数そのものが表示されますので、とても使いやすいものです。

チャンネルステップには5、10、20、25kHzの4種類があり、ダイヤル選局の場合にはこれに加えて100kHzステップも用意されています。署活系用クリスタルコンバータを接続した際に必要な12.5kHzステップがないのは非常に残念!!

改造で142~154.99MHzまでカバー

改造自体は非常に簡単、チップダイオードを1個取り去るだけ。本体を元どおりに組立てたあと、電源スイッチを入れて、必ずリセットボタンを押します。メモリーに記憶してあった周波数はすべて消え去ってしまいますが、これで受信周波数が142.00~154.99MHzの13MHzカバー化されたわけです。

これまでのハンディ機にないユニークなパネル面のデザイン。荒い操作にも耐えうる業務無線機の延長上にあったともいえ、アマチュア機のイメージを完全に脱却。ポケクロシリーズと同様の曲線美が採用され、ファション性を備えた製品です。

これとともに、13MHzもの広帯域をカバーする点や、シフト幅が任意に設定できること、隠しコマンドという無限の可能性を秘めている(かもしれない)点に加えて37,800円の低価格を実現、しかもダイヤル選局が可能となったことを考えれば、このC120は現存するハンディ機の中で史上最強バージョンといえます。

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