ドアの覗き穴から室内の安全をチェックする方法
深夜遅く帰ってきた時、家の中に誰かいるかもしれないと不安になったことが誰しもあるはず。留守の間に、窃盗団や元彼が部屋に忍び込み、何かを物色しているかもしれません。そんな時に役立つのが、ドアの外から室内の様子を探れるツールです。ドアの覗き穴から室内の安全をチェックする方法を紹介します。
ドアの覗き穴に先端部を合わせる
マンションやアパートのドアには、室内からドアの前にいる来訪者を確認するために覗き穴が付いています。普通は外から覗き込んでも、真っ暗だったりぼやけたりして、室内を見ることはできません。
しかし、それを可能にする防犯用の特殊なスコープが、サンメカトロニクスの「リバースドアスコープⅡ」です。覗き穴のレンズに先端部をピッタリと合わせ、接眼レンズを見てみると、室内の様子がまる分かりになります。
視野はそれほど広くありませんが、玄関から直線的なタイプの部屋なら、奥まで確認可能です。サイズは、約32W×60H×32Dmm程度と手の平サイズなので、バッグに入れておいても邪魔になりません。防犯用に持っていると安心です。
ドアの覗き穴にフタをしている場合
室内の光が漏れることを防ぐため、室内側からドアの覗き穴にフタをしている方もいるでしょう。そういった場合は、室内の音を確認して様子をうかがうという手があります。
利用するのはコンクリートマイクです。人間の声や物音などは、空気を振動して伝わります。その振動は壁や床などにも伝わっており、コンクリートマイクはその振動を拾って増幅し、音声に変換する装置です。
サンメカトロニクスの「SWK-900」はとにかく小型なのが特徴。一般的なコンクリートマイクは、アンプとコンタクトマイクが分かれていますが、本製品はアンプとマイクが一体化しているため、非常にコンパクトなのです。
実際に音を聞いてみると、低音よりも高音の方がキャッチしやすいのか、男女が話していると、男性の声より女性の声の方がよく聞こえました。これなら、室内の不審な音をより詳しく捕らえられるでしょう。
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